2nd Multi-International Workshop for Engineering Students in Thailand:工学系学生のための国際ワークショップ(タイ)を実施(機械工学科)
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2024.05.13
2024年2月25日から3月2日にかけて、理工学部機械工学科の学部2年生15名が、必修科目「工場見学」の一環として、タイで開催された「2nd Multi-International Workshop for Engineering Students」(工学系学生のための国際ワークショップ)に参加しました。今回の訪問は、機械工学科の安藤景太准教授および彭林玉准教授の引率のもと実施しました。また、理工学部・国際交流委員長、機械工学科主任である三木則尚教授、「工場見学」科目責任者の泰岡顕治教授も本ワークショップに同行しました。
カセサート大学工学部機械工学科(タイ)が主催したこのイベントには、本塾機械工学科、静岡大学、大阪産業大学、国立清華大学(台湾)、ECAM LaSalle(フランス)、De La Salle University(フィリピン)の工学系学生に加え、Mahidol University(タイ)の医学系学生が参加し、医工連携をキーワードとするワークショップが実施されました。90名を超える学生参加者が一堂に会する、活気に満ちた一大イベントとなりました。なお、2021年3月に本塾機械工学科を退職した澤田達男名誉教授は現在、カセサート大学の教授として、カセサート・慶應の連携をサポートしています。
このワークショップでは、LNGプラントの見学、医学系学生との協働による義足のデザインプロジェクト(3D CADによる設計および3Dプリンタによる作成)を実施し、各国から集まった工学系学生たちが、現地の医学系学生と協働のもとグループワークに取り組みました。また、文化交流イベント(タイの寺院、サメット島の観光など)を通して、学生たちは親睦を深めました。ワークショップ最終日には、各グループが義足プロジェクトの成果を発表し、参加学生全員に本ワークショップの参加認定証を贈呈しました。
本塾機械工学科では、今後もこのような国際交流の場を積極的に作り出すことで、リーダーシップさらには多様性の価値への理解を育む機会を学生に提供できるよう努めていきます。本塾機械工学科は、タイ・カセサート大学に加え、各国の名門大学との連携を強化し、国際色豊かなカリキュラムを創出していきます。
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慶應義塾大学理工学部機械工学科 安藤景太